●フォーミュラ・ニッポン第7戦 富士スピードウェイ チャンピオンシップ記者会見
チャンピオン 松田 次生(LAWSON TEAM IMPUL)
「2年連続チャンピオンを獲ることができて、チーム・スタッフ、スポンサーの皆さんが力を合わせて、星野監督が素晴らしい体制を作ってくれてまずは感謝した。去年は自分の中では苦しい中でのチャンピオンだったが、今年は何か自分で残して獲りたいという強い決意があった。それが糧となって、前半から連続優勝、連続PPを獲り、高いモチベーションを保つことができた。しいていうなら今日は優勝したかったが、ギアの選択ミスでストレートスピードがあまりにも伸びなくて、ストレートで抜かれるようになってしまった。小暮選手には抜かれてしまったが、良いバトル、フェアなレースが最後までできた。最終戦は自分も勝って、菅生ではPIAA NAKAJIMAに反撃して、チームタイトルも獲って締めくくりたい」
星野 一義(TEAM IMPUL監督)
「今年一年声援をいただいて、ありがとうございました。最終戦を待たずにチャンピオンを取れたが、去年は優勝なしだったので、今年は松田本人も非常に力が入り、『速い松田でチャンピオンを獲りたい』と思っていた。本当に僕は何もしない監督だが、一年離れて見ていて、クルマのフィーリングを正確にデザイナーに伝えて、それがアンダーならどんなアンダーか、いろんな種類があるがそういう細かい伝え方がうまくなった。精神的にも、ひとつひとつの積み重ねで、コミュニケーションが良く取れているし、去年よりものすごい成長しているので僕から言うことは何もない。あまりにも優しい性格だが、激しいレースをする為にステアリングを握る時にはプロの目つきになってきた。精神的なフォローをするだけで、プレッシャーをかけないように、思い切りレースをしてもらえるようにしたい。松田は特別にパワーがあるわけじゃないが、他のドライバーが諦めてしまうくらいの速さがある。今回もそういうパターンでいくと思ったが、何でならないんだ(笑)まあ、こういう時もあるんだな。全然力もない監督なのに、チャンピオンを獲ってもらえて、こうして優勝監督としてインタビューをしてもらえて、本当にありがとうございます」


「(第2レースが)こういう寂しい終わり方になってしまったのは残念だが、今日はすごく良い日だった。僕自身は少々のウェットでも走りたかったけれど、それにはかなり危険な状況だったね。ウォームアップの時点から、クルマのバランスがかなり理想に近い状態だった。でも走っているうちにオーバー気味になってしまった。序盤の頃は2、3番手をうまく引き離すことが出来た。残りの10周くらいでロイックのペースが良かったので、とにかく追いつかれないないように、クルマの力を最大限に発揮させなくてはならなかった。ここにきてようやく自分に自身が付いた。クルマはここ3レース程でとても良い方向に前進いると思うし、自分で乗っていても乗りやすい。でも、残念ながら来年はクルマも変わるので、ゼロからのスタートになってしまう。それはどのチームも同じスタートだし、一からまた皆で作っていきたい」
「レース自体は悪くなかった。1コーナーまでに2台、2コーナーまでにもう2台追い抜いて、かなり良い感じでポジションを進めることが出来た。チームはここ数戦クルマを良い形で仕上げてくれて、競争力も高くなってきた。10位スタートから2位まで上がったし、優勝したJPからコンマ4秒落ちだったので良い結果になった。でもそう思ってくると、もし昨日の予選が6位以上だったら勝てたんじゃないかと残念。今回は予選だけが悪かったので仕方がない。結果的に勝つことは出来なかったが、良いクルマで良いレースができた。そして、KONDO RACINGも今回良い形で来ていて、これだけの頑張った結果を出すことができたので、今日の勝利は彼らにこそふさわしい。心から祝いたいと思う。チャンピオンシップでも自分は2位につけていて、今回松田選手を上回ることができて良かったし、あと1戦勝てるように頑張りたい」
「前回のもてぎでトラブルがあったところをリニューアルしたおかげで、スタートが良くて1コーナーでオリベイラ選手に並ぶまでに到ったが、前半特にフロントのグリップ不足でどうしてもなかなかペースが上げられなかったので、ポジションをキープしようとした。松田選手にもロイックにもパッシングされて、厳しいレースになるかなと思った。後半は徐々にタイヤが垂れてきてクルマも良くなって、ペースが上がってきたが周回が少ないので、トップの2台に追いつくには到らなかった。でもアンドレや松田選手を抜き返すこともできたし、多少ブレーキングでナーバスなこともあったが、自分のペースで走りができた」
「2000年からFNに参加して初優勝ができて、非常に嬉しく思う。チームとしては、FNのレースを理解することや下地を作ってきて、去年にやっと自社のファクトリーを作り、エンジニア・メカニックの半分以上を入れ替えた。新たに大きく変化させたことが良い方向に向かってきた。チームが少しずつ強くなっていることは確信していたので、いつこんな日が来てもおかしくないとは思っていた。しかしFNで勝つということはなかなか難しく、良いところまで来ても、どこかのギアがおかしくなって、空回りしていた状況が続いていた。今日は全てのギアがはまっってうまくいった。レースが難しいと思うのは、あれだけの機械やコンピュータを動かしているのに、最終的には人の力が大きいことを実感した。今年は念頭から、チーム一丸となってFNで勝つことを目標にしてきたので、とりあえず達成できたが、残りのレースも一生懸命頑張りたい」














