●フォーミュラ・ニッポン第5戦 鈴鹿サーキット 決勝第2レース
16時00分、第1レースのリバースグリッドによりポールポジションとなった本山哲(Team LeMans)、2列目に横溝直輝(KONDO RACING)で第2レース(20周)がスタートした。
スタート直後、ストレートエンドでの5台のマシンによる多重クラッシュにより、セーフティーカーが入った。3周のセーフティーカーランの後、残り17周で再スタートがきられた。
4番手スタートの平手晃平(TP Checker IMPUL)はスタートで2番手に順位を上げると、前をいく本山哲(Team LeMans)にジワジワと詰め寄り、14周目の130Rでかわしトップにたち、そのままチェッカーをうけ初優勝を飾った。平手にとって表彰台の頂点にたつのは2006年のユーロシリーズでの開幕戦以来となった。
第1レースで優勝し8番手でスタートした松田次生(LAWSON TEAM IMPUL)は順位を上げることが出来ず、8番手でチェッカーをうけ第2レースをノーポイントで終えた。
優勝 平手晃平(TP Checker IMPUL)
2レースともスタートが良かった。前回の鈴鹿の時のデーターもあり金曜から上手くいった。予選ではアンダーステアがでて上手く走れず予選結果は悔しかったですね。セーフティーカーがぬけた後のリスタートでは本山選手が上手かったが、その後も離れずについていけばチャンスはあると思った。スプーンまでの区間は自分の方が速かったので西ストレートでスリップに入り130Rで横に並べて前に出れたので後は楽になりました。
2位 L・デュバル(PIAA NAKAJIMA)
第1レースはスタートが良くなかった。第2レースではスタートが良く、抜いて2位になることが出来た。しかし予選が上手くいかずリバースグリッドのおかげなので、今後に向け考えていかなくてはいけないね。平手はいいオーバーテイクをしたね、自分も本山選手のミスをうまくつき抜く事ができた。
3位 本山哲(Team LeMans)
3位になった事で、みんなで頑張って来たことが形になり凄く嬉しい表彰台ですね。今まで上り調子できたけど、今週はあまり良くなく第1レースでもタイムが上がらず苦しいレースだった。第2レースまでの間にチームがセッティングを変え、良い車を作ってくれたので感謝している。
決勝日観客動員数:18000人